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TobiTa AteLier
2-3, zenpukuji, Suginami-ku, Tokyo 〒167-0041
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TobiTa AteLier
2-3, zenpukuji, Suginami-ku, Tokyo 〒167-0041
三角と径
茨城県/2020年
個人住宅
家族構成
構造・規模
床面積
:夫婦(50代)
:木造・2階建て
:112㎡
主な設備
キッチン
浴室
洗面台
トイレ
クビレキッチン(サンワ)
システムバス アライズ(LIXIL)
造作洗面台
サティス (LIXIL)
主な仕上げ
床材
壁・天井
外壁
サッシ
ウォルナット突板フローリング
AEP塗装仕上げ N-95
金属サイディング
サーモスⅡ(LIXIL)
一部スチール製作サッシ
この住宅は子育てを終えた夫婦2人の為の住宅です.
お話を伺っていると,すでに成人されたお子様2人と小さな家で長い間生活してきたというこのご夫婦にとって,必ずしも大きな家(空間)は必要ないのではないかと考えました.
そこで家の大きさや畳数を優先するのではなく,近ず離れずの距離感をデザインしようと考えました.
そこで6×10mの長方形の対角線を横断するように斜めに線を引いてみる.
すると道路側の明るい場所と,奥まった落ち着いた場所の2つの三角形の空間が生まれました.
一見,非合理的に見える三角形の空間は,奥行が深く視覚的な部屋の広がりを感じさせながらも,物理的な2人の距離は近いといった,夫婦にとって理想的な空間の在り方に思えました.
そして、家の中心を横断する白い通路空間にも一つの想いを込めています.
真っ白に設えられた純粋無垢な空間は,朝起きてリビングへ向かう道すがらや,
家を出るときや,帰宅するとき,生活の中でかならず通る場所となります.
突き当りのバルコニーから陽の落ちる,優しく明るい光に満たされたこの空間は,
日々の生活の中でそっと姿勢を正してくれるような場所になると思います.
心落ち着く生活空間の中に,少しだけ異質な場所が貫入する事で,
生活のリズムが整えられてゆく,そんなことを考えながら設計しました.
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